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マレーシアのハラル認証水を日本市場の販路開拓支援・代行販売。

2023.08.09

【アウトバウンド支援】モマウォーター非公開会社様

東京オリンピック時期でインバウンド需要が盛り上がる中、モマウォーター社のハラル認証水を日本市場に販路開拓・代行販売した。アジア最大級の食品・飲料展示会、フーデックスジャパンなどでもPRの結果、ムスリム向けにホテルなどの宿泊施設や、お茶の製造会社などへ導入いただきました。

CLIENT

モマウォーター非公開会社様

WEB

https://www.momawater.com/jp/

背景

当時は東京オリンピックとインバウンドの盛り上がりにより、日本への旅行者数が増加し、ASEAN諸国からの旅行者も200万人に達していました。この増加する旅行者の中には、ムスリム客が多く含まれ、食の多様化に対する関心が高まっていました。そのような情勢の中、モマウォーター社から、ハラル水を日本で販売したいとの話がありました。

●東京オリンピックとインバウンドの盛り上がりがあった。
●ASEAN諸国からの旅行者も200万人に達していた。
●モマウォーター社のハラル水の国内販売希望があった。

課題

日本は世界有数の水の宝庫であり、ミネラルなどが含まれていることが水の良さという価値観。一方、マレーシアの水道水は直接飲むことができません。よって水はろ過され、何も含まれていないことが水の良さという価値観。その価値観の差が、マレーシアの水を日本国内で販路開拓するということのハードルのひとつでした。

●日本は世界有数の水の宝庫で、ミネラルなどが含まれていることが水の良さ
●マレーシアでは、何も含まれていないことが水の良さ
●両国の水の良さの価値観の差が課題のひとつ

PRODUCT

イスラム教では豚肉を食べることが禁じられているが、水をろ過するための最高品質のフィルターは豚の骨でできていることもあり、ムスリムの方たちにとっては水を飲むことにも不安があった。一方、日本国内の宿泊施設や飲食店では、海外方をおもてなしする方法を模索していた。そこで、ハラル認証を受けているMOMAウォーターを、あえて未開封のボトルドウォーターとしてお出しするということを日本の企業に「おもてなし」としてご提案した。

●ムスリムの方たちにとっては水を飲むことにも不安
●15団体×5本の計75本の動画撮影、撮影のための指導、編集作業まで一括受託。
●支援事業完了後も県と連携し、第二弾、第三段に向けた企画構想案の提供。

効果

「来日されたムスリムへのおもてなし」のという視点でのターゲッティングと、国内外のハラル団体やパートナー企業との協力活動が功を奏し、ホテルやお茶の製造会社などに導入・設置させていただきました。日本のおもてなしの心を伝える高級日本料亭では、ハラルフードのドリンクメニューとして導入され、MICEなどの国際交流の場として利用されることの多いレストランでも、ムスリムのお客様へのウェルカムドリンクとして導入されています。MOMAウォーター様へ、文化の異なる市場への販路開拓の戦略のひとつとして、形をつくることができた。

●国内外のハラル団体やパートナー企業と協力して活動した。
●ホテルやお茶の製造会社などに導入した。
●レストランや高級日本料亭のハラルフードのドリンクとしてご利用いただいた。
●ムスリムの日本旅行者へのおもてなしのボトルドウォーターという価値を作った。